【サクッと紹介】とべ動物園

シロクマピースサクッと紹介|動物園・水族館

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とべ動物園ってどんなところ?

とべ動物園

四国最大の人気動物園

正式名称は愛媛県立とべ動物園といい、愛媛県松山市のすぐお隣の「清流とほたる 砥部焼とみかんの町」砥部町(とべちょう)の小高い丘の上にあります。四国最大の動物園として、県内外からも多くの人が訪れています。

滞在時間は?

平均滞在時間は2〜3時間程度ですが、じっくり見て回ったり、食事をしたり、イベントなどに参加したりしているとあっという間に夕方になってしまいます。万が一、動物園に飽きてしまっても隣接する総合運動公園やえひめこどもの城に行って遊ぶこともできます。早めに動物園を切り上げて、帰り道に砥部焼の食器やみかんをお土産に買って帰るのもいいですね。

坂道にご用心

とべ動物園は丘の上にありますので、小さなお子様がずっと歩くのは大変です。ベビーカーを持って行くか迷っているのであれば持って行くことをおすすめします。大人でも歩き慣れていない人には少し大変かもしれません。オシャレな靴よりも歩きやすさを優先した靴を選ぶといいでしょう。駐車場から入園口までも300mほど緩やかな上り坂で嫌になってしまいそうですが、実物大の動物の足跡クイズが入園口まで続いているので坂道の辛さを忘れさせてくれます。

動物園が引っ越し?

以前は、道後動物園という名称で観光地としても有名な道後温泉のすぐ近くにありました。気軽に訪れることができることから地元の人々から愛されていた動物園でしたが、匂いや騒音の問題、動物たちの環境のことも考え、昭和63年に現在の砥部町に移動し、とべ動物園として開園しました。この時、小さな動物からゾウのような大きな動物まで箱や檻に入って引っ越ししたそうです。

とべ動物園のおすすめ

人気動物が勢揃い

園内には、ライオンやトラ、キリン、サイ、ゾウ、カバ、チンパンジーをはじめ、子どもたちに人気の動物たちが勢揃いです。

子どもたちに大人気のライオンも近くで見れました
アフリカゾウ
アフリカゾウの親子が仲良く暮らしています

パンダやゴリラはいませんが、子どもたちが知っている動物のほとんどをとべ動物園で見ることができてしまいます。

日本でとべ動物園だけで見られるパプアヒクイドリ

楽しく学べる工夫も

とべ動物園は、エリアごとにスネークハウス、アフリカストリート、ベアストリートなどわかりやすい名前(住所?)がついています。それぞれの動物が、住んでいる地域や近い種類の動物同士がエリアごとに分けられて展示されているので、似ている動物の比較をしたり、住んでいる場所を知らないうちに覚えることができたりと、動物園を一周するだけで賢くなってしまうかもしれません。もちろん、案内や解説の看板もあるので、これも合わせれば効果倍増です。

少しマニアックですが、動物と人の体の比較も楽しくできます!

しろくまピース

とべ動物園一番の人気者といえば、ホッキョクグマ(シロクマ)の「ピース」です。

1999年にとべ動物園で生まれましたが、母親が育児放棄したため飼育員に育てられました。NHKのドキュメント番組にも取り上げられ、こぐまの頃のかわいらしい見た目と仕草からピースの名は多くの人に知られるようになり、一躍人気者になりました。

ピースをマスコットにしたポスターやパンフレットが園内各所にあるだけでなく、お土産屋さんではピースグッズずらりと並んでいます。

「かわいい」がいっぱい!リトルワールド

リトルワールドには、動物園でのかわいい動物の代表格のカワウソとレッサーパンダを見ることができます。

木登りが得意なレッサーパンダのお家はオシャレなツリーハウスのようになっています

愛くるしい姿に見ている人たちはもうメロメロです。

カワウソの家族
タイミングが合えば透明な筒の中を泳いでいる姿も見ることができます

このリトルワールドでは、子どもたちに嬉しいふれあい体験も実施しています。モルモットとうさぎは時間は決まっていますが、膝に乗せて抱っこすることもできます。

モルモットとウサギはここで抱っこすることができます

さらに、ポニーもリトルワールドにいます(リトルではないと思いますが)。曜日限定でエサやりと乗馬体験を開催しています。

※2021年3月現在、新型コロナウイルスの影響でふれあいのイベントは全て中止しています

ガイドやイベント楽しめます

「ZOOタイム(飼育員のガイド)」や「ペンギンのお食事タイム」「ヒポヒポランチ(カバのエサやり)」「キリンの瞳に大接近」など動物を間近で見られるようなイベントも楽しめます。イベントによっては申し込みが必要な場合もありますので、事前に確認しておくようにしましょう。1日に数回しかない特別なイベントですので、チャンスを逃さないようご注意ください。

ペンギンのお食事タイムにナルトペンギンたちがものすごい速さで泳ぎ回ります

エサやりの自動販売機

園内の何箇所かで、自動販売機に入った動物用のエサが販売されています。

アシカのエサ
野菜の無人販売所のようにアジが売られていました

エサは決められた動物のお部屋に投げ込みます。

上から覗き込んでみるとアシカが口を開けて待っています

距離あって怖くないし、動物たちの喜んで食べてくれます。かわいい動物とかわいい子どもたちからのおかわり攻撃に頭を悩ませることになりそうです・・・。

※2021年3月現在、新型コロナウイルスの影響で一部動物のエサやりは中止しています

とべ動物園の基本情報

アクセス

車の場合

松山ICから国道33号を南に約10分、松山市中心部から国道33号を南に約20分
駐車場:約300台(+1700台) 駐車料金:普通車300円

電車バスの場合

松山市駅からバスで約40分、いよ立花駅からバスで約20分、下車徒歩約5分

バスに乗る必要があるため、車でのアクセスが便利です。

営業時間

9:00~17:00(入園は16:30まで)

休園日

毎週月曜日(祝日の場合はその翌平日)※臨時開園あり

入園料

大人(18歳以上高校生除く) 500円
高齢者(65歳以上) 200円
高校生  200円
小中学生 100円
幼児(6歳未満) 無料
障害者手帳をお持ちの方 無料

年間パスポート
大人  年間1500円
高齢者 年間500円
小中学生・高校生 年間500円

公式サイト

とべ動物園公式サイト https://www.tobezoo.com

とべ動物園の情報はこちら

この記事を書いた人
北川 健史

麻布大学で動物人間関係学を学び、馬が子供の発達に与える影響について研究。大学院(修士)を卒業後は、(株)Animal life Solutionsで勤務し、馬と小動物のふれあい広場の運営に携わりながら、大学、専門学校等での講師やドッグトレーナーとしての仕事にも従事する。

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