宇都宮動物園ってどんなところ?
栃木県宇都宮市の北部に位置する宇都宮動物園は、動物との距離がとても近くエサやり体験ができることが一番の魅力です。お父さんお母さん世代には、小さな頃に行っていた動物園を思い出させてくれるような、どこか懐かしさのある場所です。30年前にタイムスリップしたような、どこか懐かしさを感じる動物園です。いまどきの言葉を使うと「エモい」が一番しっくりとくる気がします。動物の種類や数は、多くはないですがキリン、ゾウ、トラ、ライオンといった人気の動物は見ることができます。
園内のグルメは、レストランというイメージよりは昔ながらの売店という感じです。「そば」「うどん」「ラーメン」などの麺類やフライドポテトやアメリカンドッグといった軽食があります。どこか懐かしい雰囲気がある売店、なぜだかこういうところで食べるおいしく感じますよね。園内には、ベンチがあるので、お弁当を持って行くこともできるでしょう。
動物園で過ごせる目安の時間は、1時間半から3時間程度です。園内の規模は大きくありませんが、エサやり体験と遊園地で遊ぶ時間を含めると、滞在時間はどんどんと長くなっていくでしょう。
宇都宮動物園のおすすめポイント
キリンの近さは、日本一?
なんと言っても、宇都宮動物園の最大の魅力といえば「エサやり体験」です。エサは一袋100円で売られています。袋の中には10㎝程度にカットされたニンジンやキャベツが5、6本入っています。キリンの鼻息、舌の感触を感じられる動物園としては、関東屈指のスポットです。関東一、もしかしたら日本一と言っても過言ではないかもしれません。子どもたちのみならず大人たちもテンション上がること間違いなしです。なかよしランドには、ポニー、ウシ、ヒツジなどの子どもたちの親しみやすい動物がいます。動物側もなれているのか、食べるのがとても上手でした。エサをあげられる動物やあげられない動物は、展示場に書いてあるのでしっかりとチェックしましょう。
わずか1m、肉食獣たち!
トラやライオンといった肉食獣たちも魅力的です。エサやりはできませんが、動物との距離は約1m!息遣いや歩く音も聞こえてきます。距離が近い分、においもしますがマスクをしていたら、ほとんど気にならないでしょう。
何のお店?手作り看板!
さらに、宇都宮動物園に行ったら動物を見るのはもちろんですが、是非「園内看板」も注目して見てみてください。手作りの動物紹介の看板からは、飼育員さんの頑張りが見えてきます。チンパンジーの檻には、「佐野プレミアムイタリアン」と書かれた看板を目にすることができます。一見、おしゃれなレストランに見えますが、入口はどこにもなくレストランというわけではないようでした。実は、地元のレストランや企業がスポンサーとして看板を出すことによって、動物たちのエサ代などに繋がる仕組みになっているようです。気になるお店をスマホで調べて、帰りに行ってみるのもありかもしれません。
懐かしさ漂う、遊園地
遊園地には、観覧車やメリーゴーランドなどがあり小さな子どもたちには夢のようなスペースかも知れません。アトラクションに乗るには、入園料と別途必要ですが一回¥200〜¥300といった価格になっています。自分が子どもの頃に乗った懐かしのアトラクションが、まだまだ現役です。
ゲームコーナーでは、「月曜から夜更かし」の番組内で自虐CMとして取り上げられていた「ワニワニパニック」を見に行ってください。専有面積が、なんと世界一位とのこと。他にも、デパートや百貨店の屋上にあったような懐かしのゲームがたくさんあります。
宇都宮動物園の基本情報
アクセス
駐車台数は1000台、駐車料金は無料です。駐車場に屋根はありません。車内の高温や雨天時はご注意ください。バスの場合は、宇都宮駅から約30分です。乗車の際に、整理券を取るタイプのバスです。バス内で両替はできますが、小銭を用意しておくと良いでしょう。大人¥570、小人¥290です。2020年に行った際には、SuicaやPASMOといった交通系ICカードは利用できませんでした。
営業時間
通常期間(3月~12月) 9:00~17:00
冬季期間や年末年始は、開園時間が異なるので公式のホームページでご確認ください。
休園日
年中無休
入園料
大人 | 小人 | |
動物園・遊園地 | 1400円(中学生以上) | 700円(3才〜小学生) |
プール(小人3才以上) | 700円 | 350円 |
共通券(動物園・遊園地・プール) | 1600円 | 600円 |
公式サイト
宇都宮動物園公式サイト https://utsunomiya-zoo.com/