【サクッと紹介】美ら海水族館

美ら海水族館ジンベイザメサクッと紹介|動物園・水族館

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美ら海水族館ってどんなどころ?

美ら海水族館入口
リゾートホテルような見た目です。行ったことないけど。

沖縄本島北西部にある海洋博公園内の水族館です。沖縄本島に行くなら、絶対に外せない観光スポットです。「美ら海」とは沖縄の言葉で「清(きよ)ら海」という意味だそうです。石を模した壁は、統一感のあるクリーム色になっています。南国のリゾートホテルのような雰囲気を醸し出してくれています。ハイビスカスや南国の植物がとても似合う水族館です。カラフルな魚たちが多いのも、やはり沖縄らしさじゃないでしょうか。そして全国的にも有名なのが、美ら海水族館の「黒潮の海」です。この水槽は中に入る数量で比べると、日本一大きな水槽です。ジンベエザメやナンヨウマンタや群をなして泳ぐ魚たちの姿は、まるで海の中にいるような心地がします。見た時の感動は、一生の思い出になること間違いなしです。その他にも、10年以上かけて育てたサンゴの水槽、飼育が難しい深海の生き物たちが見ることができます。子どもたちには、他の水族館とは一味ちがう「沖縄らしさが満載な水族館」を体験させてあげられるでしょう。

みなさんの平均の滞在時間は1時間〜2時間程度といったところから、水族館の規模は、さほど大きくはありません。しかし、海洋博公園内の施設でイルカショーやウミガメを見ていたら時間はもっともっと長くなるでしょう。

沖縄県には鉄道は走っていません。そのため最寄り駅はなく、那覇空港からレンタカーなどで高速道路を利用するか、高速バスでのアクセスになります。移動時間は車で約2時間、高速バスで約3時間です。しっかりと移動時間を旅の計画に入れて、行き帰りのバスの時刻なども事前に確認しておきましょう。

美ら海水族館のおすすめポイント

大水槽「黒潮の海」

美ら海水族館のメインといえば、「黒潮の海」の大水槽です。この大水槽の前には、シアターのような座席がありゆったりと、腰掛けられます。魚たちの泳ぐ姿を見ながらくつろげる、なんともラグジュアリーな空間です。

美ら海水族館 黒潮の海
大人気の「黒潮の海」大水槽

タッチプール「イノー」

「イノー」沖縄の方言で、サンゴ礁で囲まれた浅い海のことを指します。この「イノー」に棲むヒトデやナマコなどの生き物を触ることができるタッチプールは子どもたちにも魅力的です。「サメ博士の部屋」には、世界中のサメの顎の標本や実物のサメを見比べながら、楽しむことができるスペースです。さらに、チカチカとホタルのように光る魚や、紫外線を反射して美しく光るサンゴなど不思議な深海の生き物たちを見ることができます。 

美ら海水族館イノー
タッチプール「イノー」

迫力満点「オキちゃん劇場」

水族館の屋外にある「オキちゃん劇場」では、オキゴンドウやミナミバンドウイルカが楽しいショーを見せてくれます。観覧席の上には、屋根があるので日差しや急な雨でも心配はいりません。さらに、人魚伝説のもとになったといわれる、マナティーも飼育されています。人魚に見えるかは、是非ご自身の目でお確かめください。水族館への再入館を希望する場合には、入口や出口で再入場のスタンプを押してもらうか、チケットの半券が必要になるので、お忘れなく。

美ら海水族館オキちゃん
イルカたちも楽しそう

南の海といえば、「ウミガメ」

「ウミガメ館」では、ウミガメが優雅に泳ぐ姿を水中目線から見ることができます。もちろん水中目線は見てほしいのですが、鳥になった気分で上から眺めるのもおすすめですよ。

美ら海水族館ウミガメ

人魚伝説「マナティー」

さらに、人魚伝説のもとになったといわれる、マナティーも飼育されています。人魚に見えるかは、是非ご自身の目でお確かめください。水族館への再入館を希望する場合には、入口や出口で再入場のスタンプを押してもらうか、チケットの半券が必要になるので、お忘れなく。

雰囲気抜群、レストラン

さきほど、お話したサンゴ礁で囲まれた浅い海を意味する「イノー」ですがレストランの名前にも使われています。このレストランの売りは何といっても「オーシャンビュー」です。ランチタイムにはビュッフェを行っているので、海を眺めながらのランチは絶景に間違いなしです。ビュッフェをやっていない時間でも、沖縄そばやラフテー(沖縄地方の豚の角煮の呼び方)入りカレーといった沖縄らしい料理を食べることができます。その他にもナポリタンやカルボナーラなどのパスタメニューも豊富です。館内にあるカフェ「オーシャンブルー」では、ドリンクやデザートといった軽食を食べながら「黒潮の海」の巨大水槽を眺めることができます。やはり一番前の席は、大人気なようなので空いていないこともあるので、ご注意ください。公園内に売店があるので、晴れている日には沖縄の青空を感じながら食べるのもありですよ。

美ら海水族館の基本情報

アクセス

車の場合

那覇空港より約2時間(許田ICより約50分)
駐車場:無料(海洋博公園内)

バスの場合

那覇空港より約2時間15分〜約3時間半
※利用のバス会社やルートにより時間が異なります

営業時間

通常営業(10月〜2月)8:30~18:30(入館締切:17:30)

夏期営業(3月〜9月)8:30~20:00(入館締切:19:00)

休館日

12月の第1水曜日とその翌日(木曜日)

入園料

・8:30~16:00(通常料金)

大人        1,880円
中人(高校生) 1,250円
小人(小・中学生)620円
6歳未満     無料

・16:00~入館締切(4時からチケット)

 大人        1,310円
中人(高校生)  870円
小人(小・中学生)430円
6歳未満             無料

公式サイト

美ら海水族館公式サイト https://churaumi.okinawa/

この記事を書いた人
小林 範史

東京農業大学在学中には、馬を中心とした動物介在療法や動物介在教育を学ぶ。現在、株式会社Animal Life Solutionsで勤務し、馬や小動物(モルモット・パンダマウス)の飼育員として、動物の飼育管理やふれあい体験のイベント運営を行う。スポーツ観戦好きの新米ライター。

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