イルカとクジラは大きさが違う!
イルカもクジラもよく聞いたことがある動物で、なんとなくイメージできる動物だけど、「何が違うの?」と聞かれると困ってしまうなんてことはよくありますよね?
それは、大きさなのです。
そして、大きさで呼び方のかわる動物はイルカとクジラだけではないのです。
大きさだけで、呼び方がかわる動物たち
イルカとクジラ
クジラの仲間(クジラ目)で小型のものをイルカ、大型のものをクジラと呼んでいるだけなのです。大人になった時の体長がおよそ4m以下のものがイルカ、それ以上のものをクジラと呼んでいるようです。しかし、イルカとクジラの明確な違いの定義はなく、分け方や考え方には様々な意見があるようです。
この方法で分ければ、シャチ(体長およそ6m)はクジラになるはずですが、クジラやイルカと分類せずにシャチと呼んでいるようです。
ワシとタカ
タカの仲間(タカ科)の中で大きいものをワシ、小さいものをタカと呼んでいます。基本的には大きさの違いなのですが、細かくみていくと系統による分類や尾羽の違いなどもあるそうです。ちなみに、タカよりも小さいハヤブサは、インコの仲間に分類されています。
カンガルーとワラビー
動物園でよく目にするカンガルー。カンガルーの仲間(カンガルー科)も大きさで呼び方がかわります。大型のものをカンガルー、小型のものはワラビー、そして中間のものをワラルーと呼んでいます。ワラビーと聞いて「小型のカンガルーね」思う方も少ないかと思いますが、カンガルーと同じようにお腹の袋で子どもを育てています。
イメージでは違うんだけど・・・
クジラは、大きくて、潮を吹いていて、なんとなく丸い・・・。
イルカは、鼻先がとがっていて、スリムな体型で、水族館のショーでよく見る・・・。
なんとなく自分のイメージの違いはあっても、いざ「何が違うの?」と聞かれるとわからないものです。動物園や水族館に行ったときに誰かに話してあげると「へー」って言ってもらえるかもしれませんよ!?