【サクッと紹介】よこはま動物園ズーラシア

ズーラシア レッサーパンダサクッと紹介|動物園・水族館

新型コロナウイルスの影響で記事の内容と異なる場合があります。ご来園ご来館の前に公式ホームページをご確認ください。

ズーラシアってどんなところ?

動物園の入口とは思えない近代的な雰囲気です

1999年にオープンした「よこはま動物園ズーラシア」。横浜市北部の丘陵地帯に位置し、国内有数の広さを誇る、幅広い世代で楽しめる動物園です。ズーラシアは動物の見せ方も特徴的です。動物と私たちの間に檻や柵を減らす工夫がされているだけでなく、水辺に棲む動物の展示スペースには池や川があったり、山岳地帯に棲む動物の展示スペースは岩や崖があったりして、動物たちを生息地の中から探すようなワクワク感を味わえます。

ズーラシア スマトラトラ
こんな迫力満点な姿が草むらからあらわれるかもしれません

動物を見ながら1周するだけで、大人の足でも約3〜4時間かかります。小さなお子様と一緒に歩いたり、好きな動物に熱中して1種類の動物の前で止まったり、のんびりお昼を食べたりしていると、1日はあっという間です。

なんとしても1日で全部回りたいと思っている方は、園内マップと時計をしっかり確認しながら回ることをおすすめします。普段あまり歩いていないけど、なんとしても全部回りたいという方は、体調が万全の状態で来園するようにしましょう。また、無理に1日で回ろうとせずに、何度か来園してゆっくり回るのもズーラシアの楽しみ方のひとつです。とても広い動物園なので、お子様が疲れてしまった時のためのベビーカーや園内の有料バスをうまく活用することをお忘れなく。途中、園内にはエアコンの効いた無料休憩所があるので、無理なく休みましょう。

お子様とお出かけすると心配なのがトイレですが、園内各所にあるので安心です。何よりどこのトイレもきれいなのが好印象です。

ズーラシア マップ イベントガイド
入園口でマップとイベントガイドをもらいましょう

ベンチやレジャーシートを敷くことができる広場が充実しているので、レジャーシートを持っていけば、お弁当を食べる場所がなくて困ることはないでしょう。また、座席の数に限りはありますが、屋内休憩所でもお弁当を食べることができます。暑い時や寒い時、雨の時にはとても重宝します。

もちろん現地の飲食店も充実しています。「オージーヒルレストラン」は、動物園内のレストランとしてはメニューが豊富で20種類以上あり、子どもから大人までその時に食べたいものがきっと見つかるはずです。サバンナエリアにある「サバンナテラス」は、軽飲食が中心で、アフリカ料理に挑戦することもできます。混雑する時期には園内各所に多数キッチンカーが出ています。レストランなどに並ぶ時間がもったいないという方は、キッチンカーで軽食をサクッと食べて動物園をゆっくり楽しむというのもありですよ。

ズーラシアのおすすめポイント

子どもたちに人気の「おかあさんといっしょ」の歌の「ブンバボーン」に登場する「オカピ」。「ブンバボーン」の歌をいつも歌っているけど、本物は見たことがないなんて方もいるかもしれませんね。本物のオカピが見られる数少ない動物園のひとつがここズーラシア。帰り際に「オカピを見るのを忘れた!」なんてことにならないように気をつけましょう。

ズーラシア オカピ
この日は、お尻しか見せてくれませんでした

次に紹介するのは、人気のライオンをはじめ、キリンやシマウマ、クロサイ、ミーアキャットなどサバンナの動物たちが見られる「サバンナエリア」。このエリアでは、なんと草食動物のキリン、シマウマ、エランドと肉食動物のチーターが一緒に暮らしているのです。チーターとシマウマの大接近する場面が見られるかもしれません。

ズーラシア サバンナ
この広いサバンナエリアのどこかにチーターがいると思うとなんだかドキドキしてきます
ズーラシア チーター
運良くチーターがガラスの前にいてくれたら、間近で見ることができます

さらには、動物たちの魅力や面白さを飼育員が伝える「とっておきタイム」もおすすめです。動物たちがごはんを食べる様子やアクティブな姿を見ることができるチャンスです。その他にも、バードショー、ラクダやウマに乗る体験、ピグミーゴートや小動物のふれあい体験など人気があるイベントが盛りだくさん。週末や連休中には人数を制限していることもありますのでご注意ください。
※2021年1月現在、新型コロナウィルスの影響で中止しているイベントがあります。開催状況は、公式ホームページをご確認ください

ズーラシアは、楽しそうな遊具やアスレチックが充実しているのも魅力のひとつです。「わくわく広場」は、オカピの形をした滑り台があり、なんとも動物園らしいかわいい遊び場です。「サバンナの遊び場」は、長い滑り台が特徴的。高いところまで登るので、小さい子や高いところが苦手な子にはやや不向きかもしれませんが、とても人気があるアスレチックです。「みんなのはらっぱ」は、遊具自体は一般的な公園にあるような遊具ですが、最も利用者が多い退園口(噴水口)から一番近い遊具なので、閉園間際には大変混雑しています。ズーラシアに何度も行っている上級者は、動物を見るよりも前に誰も遊んでいない遊具で遊んでから、動物を見に行くそうです。

ズーラシア遊具
ここが動物園とは思えないような大きくて立派な遊具

ズーラシアの基本情報

アクセス

車の場合

保土ヶ谷バイパスの下川井I.C.から約5分、第三京浜港北I.C.から約20分
駐車場台数:2200台(1日¥1000)

電車バスの場合

鶴ヶ峰駅(相鉄本線)、三ツ境駅(相鉄本線)、中山駅(JR横浜線、横浜市営地下鉄グリーンライン)、各駅からバスで約15〜20分

公共交通機関利用の場合は、最寄りの駅からのバスに乗る必要があるので、車でのアクセスが便利です。車の場合、渋滞さえしなければ、I.C.からのアクセスも良く、駐車場も広いので助かります。

バスを使う場合でもピークの時間帯には1時間に4、5本と本数は多いので、駅で待ちぼうけということはありません。バスターミナルやバスの行先表示では、「よこはま動物園」となっていることが多いですが、「よこはま動物園」=「ズーラシア」なので安心してご乗車ください。

営業時間

9:30~16:30
夏期期間のナイトズーラシアでは、閉園時間が20:30まで延長されます。

休園日

火曜日、年末年始

ただし、里山ガーデン開催期間、火曜日が祝日の場合など、火曜日でも開園している場合や火曜日祝日の翌日は水曜日がお休みになることがあります。行く前に公式ホームページのチェックは、お忘れなく。

入園料

大人800円、中人・高校生300円、小・中学生200円、小学生未満 無料

よこはま動物園・金沢動物園共通年間パスポート
18歳以上 2,000円/購入日から1年間

公式サイト

ズーラシア公式サイト http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/

ズーラシアの情報はこちら

この記事を書いた人
小林 範史

東京農業大学在学中には、馬を中心とした動物介在療法や動物介在教育を学ぶ。現在、株式会社Animal Life Solutionsで勤務し、馬や小動物(モルモット・パンダマウス)の飼育員として、動物の飼育管理やふれあい体験のイベント運営を行う。スポーツ観戦好きの新米ライター。

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