ズーラシアグルメを楽しもう
動物園でのお昼ごはんいつもどうしている？
みなさんは動物園に行く時のお昼ごはんいつもどうしていますか？お弁当を作って持って行くという方もいれば、なにかお弁当になるようなものを買って行くという方もいるでしょうし、動物園では食べないで近くのお店やご当地のグルメを食べに行くという方もいるでしょう。今回、この記事でおすすめするのは、動物園内のグルメ。ここズーラシアには、とっておきのグルメスポットがいくつもあるので、詳しく紹介していきます。
満遍なく存在するグルメスポット
食事をしたい場所を決めておいて、時間を合わせて到着できるように計画して動物園を見て回るのがベストでしょう。ズーラシアの園内マップを見てみると満遍なく、レストランやカフェがあるので自分が今いる場所から近い所を選ぶのもひとつでしょう。
ズーラシアでしか食べられない限定メニューも
動物園の食堂なんてどこもカレーとかラーメンとか同じようなものでしょ？と思う方も多いかと思いますが、ここズーラシアは違います。少し変わった料理や限定メニュー、素材にこだわった味もボリュームも満足できる料理など、普段味わうことができない料理を楽しむことができるでしょう。
みんなが満足できる「オージーヒルグリルレストラン」
営業時間：10:00～16:00（オーダーストップ15:30）
オージーヒルグリルレストランはここにある
オセアニアの草原ゾーンにある小高い丘の上にそのレストランはあります。周りにはコアラの食べ物として有名なユーカリの木が植えられていて、まるでオーストラリアに来たような気分を味わえます。テラス席で食事をすれば、遠くにカンガルーを見ながら食事を楽しむことができます。店内に約200席とズーラシア最大のレストランとなっています。
正門から入園して、ゾウから順番に動物を見て回った場合、ここまでは1時間ぐらい。ゆっくりしていると、2時間近くかかってしまうこともあります。動物を見ないで急ぎ足で歩いてきても10分以上かかってしまいます。そこで役立つのが知る人ぞ知るズーラシアのショートカットコース。
子どもから大人まで食べたいものがきっと見つかる
和食、洋食から軽食まで様々なメニューが揃っています。子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまできっと食べたいものが見つけることができるでしょう。オージーヒルグリルレストランの特徴は、素材にこだわった料理や季節の限定メニュー。ボリューム満点なところも魅力のひとつです。特に定食のご飯の量は多く、「あれ？大盛りを頼んだっけ？」と思ってしまうほどです。少食の方は他の人とシェアするか、ご飯を少なめにしてもらってもいいかもしれません。
動物園のレストランだからと侮ってはいけません。ジューシーで肉厚の豚肉は、また食べたくなってしまいます。
オージーヒルグリルレストランのメニュー・料金はこちら
子ども連れにも優しい充実した設備
券売機で食べたいメニューを選びます。注文した段階で厨房にオーダーが届くようで、食券が出てきたらそのまま席で待つだけ。
食事用意ができたら食券に記入された番号がモニターに表示されます。
セルフサービスになっているので、できあがった食事の受け取り、食べ終わった食器類の片付けは自分たちでしましょう。
お水やお湯もセルフサービスです。
子ども用の椅子も何種類か用意されています。椅子だけのタイプと机と椅子がセットになっているタイプ、高さも何種類か用意されているようです。
離乳食を温める用の電子レンジも用意されています。オージーヒルグリルレストランは、離乳食以外の飲食物の持ち込みはNGなのでご注意ください。
珍しいアフリカ料理も堪能できる「サバンナテラス」
営業時間：10:00～16:00（オーダーストップ15:30）
サバンナテラスはここにある
アフリカのサバンナゾーンの一角にある半地下のドーム型の建物がサバンナテラスです。無料休憩スペースと購入した食事をするエリアが一体となっており、店内外合わせて約160席が用意されています。
ヒガシクロサイの展示場のすぐ近くで、運が良ければ、遠くにサイやシマウマ、キリン、エランド、チーターを見ることができます。マップ上の右側（北門側・北側）には、レストランや屋内休憩所がここしかないので、とても重宝します。正門から動物を見ながら回ってくると2時間ぐらいかかってしまいますが、北門から歩いた場合は5分もしないで到着します。
食べたことのないメニューから定番メニューまで
サバンナテラスの目玉商品は、なんといってもアフリカ料理。ムアンバライス、ムシカキ、ジョロフライスなど聞いたこともないけど、見た目はとってもおいしそうなメニューが名を連ねています。もちろん、カレーやパスタといった定番料理もあるのでご心配なく。かわいく盛り付けられたチャイルドプレートもあるので、お子様連れにも人気があります。テイクアウトも対応してくれるそうですが、その場合は店内で食べることはできないそうです。
なんと世界美食ランキングで10位に選ばれたことがあるアフリカ料理！かわいく盛り付けられたカレーのように見えますが、クリーミーなトマト煮込みのような優しい味付けです。ゴロゴロと入っている鶏肉もよく煮込まれていて、柔らかくてとてもおいしくいただけました。
サバンナテラスのメニュー・料金はこちら
親子に優しいサバンナテラス
サバンナテラスでの食事は、基本的にセルフサービスになっています。休憩所としても使える施設になっているので、先に席をとっておくといいでしょう。また、食べ物の持ち込みもOKなのも嬉しいポイント。食べられるものが少ない子ども用にはお弁当を用意して、大人たちは食事を注文なんてこともできます。
子ども用の椅子も用意してあるも助かります。周囲には、きれいなトイレや自動販売機も揃っていて、たくさん歩いた後の休憩スポットとしては最適です。
手軽に食事を済ませたいなら「フレッシュネスバーガー ジャングルカフェ店」
営業時間：9:30～15:30（オーダーストップ15:30）
フレッシュネスバーガージャングルカフェ店はここにある
アジアの熱帯林ゾーンのマレーバクとスマトラトラの展示場の間にジャングルカフェはあります。
周りには木々が生い茂り、大きなヤシの木や木造の建物、その名の通りジャングルの中で見つけカフェといったところでしょうか？つい、横浜にいることを忘れてしまいそうです。正門からは動物を見ながらでも10分ほどで行くことができます。お腹を空かせてズーラシアに辿り着いた人はついついハンバーガーを買ってしまいそうです。
定番メニューから限定メニューまで
定番のクラシックバーガーやフレッシュネスバーガーの他にもズーラシア限定のメニューがあります。他にもスープやソフトクリームなど、小腹を満たしてくれる食べ物が充実しています。たくさん食べたいという方が気になるセットメニューもありますが、ハンバーガーと飲み物のみセットでポテトがついていないのでご注意ください。
ジャングルカフェのすぐ横にいるスマトラトラをモチーフにした包装紙にハンバーガーが包まれています。
中にはこんな感じになっています。お肉の他に目玉焼き、ベーコン、トマト、レタス、タルタルソースが挟み込まれています。
フレッシュネスバーガージャングルカフェ店のメニュー・料金はこちら
レストランというよりは、ちょっとした休憩所
ジャングルカフェは、レストランというよりはファストフード店。ベンチやテーブルも周囲に用意されていますが、基本は屋外です。
道を挟んだ向かいには40席程度のベンチとテーブルがあります。各テーブルにはパラソルが設置してあるので、雨でも使うことができますが、寒い日や雨風が強日には、のんびり過ごすには向いていません。テイクアウトできるので、近くテーブルやベンチがいっぱいでも少し先にあるベンチまで歩いて行ってから食べることもできます。お箸やフォークなどを使わなくても食べられるメニューが多いのも嬉しいところですが、バンバーガーは厚みもあって小さいお子様には少し食べにくいと思います。また、こちらの飲食スペースは、フレッシュネスバーガー専用の場所ではなく、誰もが使える休憩所となっています。自分たちはハンバーガーを食べて、子どもは好き嫌いなく食べられるお弁当を用意するのもひとつです。
ズーラシアのスィーツといったらここ「サーティーワンアイスクリーム」
営業時間：10:00～16:30（オーダーストップ16:30）
サーティーワンアイスクリームはここにある
ズーラシアの噴水口（旧退園口）を出てすぐの大きな建物、アクアテラスの一角にサーティーワンアイスクリームはあります。正門駐車場、バスを利用する方ならば、ほとんどの方が目の前を通ることになります。隣には、大きなお土産売り場（ギフトショップ）も併設してあるので見落とすことはないでしょう。噴水口の外にあるということで、実はこちらのお店は入園しなくても利用することができるのです。
ズーラシア限定「Happy Doll（ハッピードール）」
こちらのサーティーワンも通常メニューの他にもズーラシア店限定メニューがあり、来園者を楽しませてくれています。
限定メニューのハッピードールは、オカピとライオンをモチーフにかわいくカップに盛り付けされていて、子どもたちに人気がない訳がありません。こちらの商品、アイスのフレーバーは選ぶことができるのですが、選ぶフレーバーによっては顔色が悪くなってしまうのでご注意ください。
サーティーワンアイスクリームのメニュー・料金はこちら
動物園を満喫した後にホッと一息つける場所
広いズーラシアを歩き終わった時には、大人も子どもヘトヘトです。そんな時に目の前に現れるのがサーティーワンアイスクリーム。頑張って動物園を歩いたお子様のご褒美にアイスを食べたり、バスの待ち時間にゆっくり過ごしたりする方も多くみられます。また、隣のギフトショップで買い物をしている待ち時間などにもよく利用されています。寒い日などは、アイスを注文しないで、ホットドリンクで冷えた体を温めることもできます。
座席は室内に40席、屋外に40席程度で夕方には満席になることよくあります。満席の場合には、外のベンチで食べたり、バスを待ちながら食べたり、帰りの車で食べたりする人も多くみられます。
混雑を避けるためには
どの時間が混んでいる？
やはりお昼時の11:30〜14:00ぐらいが一番混雑しやすい時間帯になっています。この時間を外せば、土日祝日であってもほとんどの場合待たずに食べることができます。ただし、ゴールデンウィークや秋の大型連休、春や秋の3連休などは大変混み合っているので注意しましょう。
サーティーワンアイスクリームは、ゲートを出たところにあるということもあって、15:00以降は混雑することが多いようです。冬の寒い日や早めの時間がおすすめです。
どれくらい待つの？予約はできないの？
オージーヒルグリルレストランは、座席数も多く、土日祝日でも比較的すぐに座ることができます。サバンナテラスの方が、休憩所としても利用できるので混んでいることが多いようです。予約をしておきたいと考える方も多いかと思いますが、残念ながら予約はできません。
動物園内の飲食エリアということもあって、長時間待って食事をするよりは動物園を楽しみたいと考える方が多いようです。席が空かなくても食べられるテイクアウトできるものを選んだり、園内各所に出ているキッチンカーで軽食を食べたり、少し我慢して帰りにどこかに寄って食事をする方も多いようです。そのため、どんなに混んでいても何時間も待つようなことにはならないようです。待ちたくないけど食べたいという方は、午前中の早めの時間に利用することをおすすめします。
計画を立ててズーラシアのグルメに挑戦してみよう
「食べる場所あるかな？」、「食べたいものがあるかな？」、「混んでいて食べられないことはないかな？」と不安はつきものです。この記事を参考に、計画を立ててズーラシアのおすすめグルメを楽しんでみてはいかがでしょうか？ズーラシアのグルメスポットは、おいしくてどれも魅力的です！