【サクッと紹介】海遊館

海遊館ジンベエザメサクッと紹介|動物園・水族館

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海遊館ってどんなところ?

海遊館外観
シンメトリーのおしゃれな外観です。

関西にお住いの方にはお馴染みの「海遊館」。関東出身の筆者からすると、新しい水族館のイメージはありましたが、1990年開館と30年以上前から愛されている水族館です。多くの生き物たちが生息する地域「環太平洋生命帯(リング・オブ・ライフ)」をテーマに、太平洋に生息する生き物たちを地域ごとのコンセプトに分けられた水槽で展示しています。全国的にも「ジンベエザメ」が見られる水族館は多くないのですが、関西で見ることができるのは、ここ「海遊館」だけです。

入館してすぐ、エスカレーターで最上階の8階まで上がっていくのも海遊館ならではと言っていいでしょう。最上階から地域ごとのコンセプトに分けられた水槽を見ながら、緩やかに下へ下へと階を下りていくスタイルです。6階~4階までは、深さ9mにもなる大水槽になっているため、左側には「北極圏」や「クック海峡」といった様々な生き物がいる水槽、右側にはジンベエザメやシュモクザメが優雅に泳いでいる大水槽が見えるというわけです。上下の階で、水槽がつなげられているのも特徴的で、上の階は水面や陸上での生活を観察でき、下の階は水中の様子を観察できるという構造になっています。

イルカやアシカが飼育されていますがショーなどは行っていません。行く前の予備知識として入れておきましょう。ガイドやトレーニングの様子は見学することができます。楽しいショーがみられないとがっかりせずに、生き物をより深く知るチャンスがあるとプラスにとらえましょう。

平均の滞在時間は、2時間〜4時間程度と「広すぎず、狭すぎず」といったところでしょう。館内での飲食は、「ジンベエソフト」といったソフトクリームやホットドックなどの軽食がメインです。天保山マーケットプレースの内の飲食店も充実しているのでガッツリと食べる場合には、そちらをおすすめします。

海遊館のおすすめポイント

ジンベエザメの他にも・・・

やはり、海遊館の目玉と言えば「ジンベエザメ」でしょう。大きな水槽で回遊している姿は、圧巻です。さらには、「シュモクザメ」いわゆる「ハンマーヘッドシャーク」や「トビエイ」を引き連れているかのように、泳いでいる姿は圧巻です。時間を忘れてついつい見入ってしまいます。ゴマフアザラシはとてもサービス精神旺盛です。水槽の中を行ったり来たりこんなに間近で見ることができます。あくまで時の運かも知れませんが、かなりの確率で近くに来てくれるようです。ペンギンたちは、生息地同様に寒い環境が再現されています。人口雪のようなものを降らせていて、ペンギンたちが浴びている姿がなんともシュールでかわいいです。

海遊館 笑うアザラシ
これは、もはや笑っていますよね!

 間近に触れる、「新感覚」

「新感覚エリア」では太平洋地域以外の「北極圏」「モルディブ諸島」「フォークランド諸島」の3つのゾーンに分けられています。「北極圏ゾーン」では、前述で紹介したアザラシとは別のアザラシ「ワモンアザラシ」が見ることができます。「モルディブ諸島ゾーン」では、サメとエイに直接タッチできる室内型のふれあい体験水槽があるので、是非みんなで本当の「サメ肌」を体験してください。その横には「フォークランド諸島」があり、ミナミイワトビペンギンの生活を間近に見ることができます。触ることはできないですが、手を伸ばせば届いてしまうぐらいの距離です。

海遊館ミナミイワトビペンギン
望遠レンズを使わずして、この距離感です。

大阪といえば「ユニバ」と「海遊館」

生き物の他にも立地が魅力的です。空港や新大阪駅から電車やバスで約30分で行けるので、遠方からでもアクセスしやすくなっています。大阪や関西方面の旅行で空いてしまいがちな初日の午後や最終日の午前にうってつけの水族館です。大阪旅行の大定番「ユニバーサルスタジオジャパン」とはシャトル船で結ばれていて約15分なので、海遊館を楽しんでからユニバーサルホテルにチェックインしたり、チャックアウトしてから海遊館を楽しんだりすることもおすすめです。

海遊館の基本情報

アクセス

車の場合

周辺各ICより約30分〜約45分 駐車台数 約1000台(臨時駐車場含む) 
営業時間 8:00~23:00(出庫は0:00まで)

電車バスの場合

大阪メトロ 中央線「大阪港駅」1番出口より徒歩約5分

営業時間

10:00〜20:00
※季節や曜日によって、時間に変動があるので必ず公式HPをご確認ください。

休館日

1・2月に計4日間

年ごとで変動があります。公式サイトで、ご確認ください

入館料

大人(高校生・16歳以上)2,400円
子ども(小・中学生)1,200円
幼児(3歳以上)600円
シニア(65歳以上)2,200円

公式サイト

海遊館公式サイト https://www.kaiyukan.com/

この記事を書いた人
小林 範史

東京農業大学在学中には、馬を中心とした動物介在療法や動物介在教育を学ぶ。現在、株式会社Animal Life Solutionsで勤務し、馬や小動物(モルモット・パンダマウス)の飼育員として、動物の飼育管理やふれあい体験のイベント運営を行う。スポーツ観戦好きの新米ライター。

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